こんにちは。
今回は、自宅で親御さんを介護されている方にぜひ読んでいただきたいお話をお伝えします。
もし、あなたが毎日のお世話に追われて「もう限界かも…」と感じているなら、それは“介護の出口”を考えるサインかもしれません。
「まだ動けるし、施設なんて早いんじゃ…」
「親が嫌がるし、考えるだけで罪悪感がある」
そんなふうに思って、踏み出せない方が本当に多いです。
でも、ちょっとだけ視点を変えてみていただくとよいと思います。
“その日”は突然やってくる
実は、老人ホームの相談で多いのが「急に倒れた」「骨折して動けなくなった」「認知症が急激に進んだ」など、ある日突然、在宅介護が難しくなるパターンです。
そして、そこから慌てて施設を探し始めても、空きがなかったり、思ったより費用が高かったり、見学もろくにできないまま入所を決めることになってしまうことがとても多いです。
「もうちょっと早く考えておけばよかった…」
これは、多くのご家族が後から口にする言葉です。
元気なうちに選ぶと、選択肢が広がる
逆に、まだ元気なうちから情報を集めておくと、施設の選択肢がグッと広がります。
・どんなタイプの施設があるか
・費用はどれくらいかかるか
・親の性格に合いそうな施設はどこか
・自宅から通いやすいかどうか
こうしたことを、心と時間に余裕がある状態で、ゆっくり比較できるのはとても大きいです。
そして一番大きいのは、親御さんと一緒に考える時間が持てること。
「もし体がもっと弱ってきたら、どんな場所で過ごしたい?」
「できるだけ自分でできることは続けたい?」
こんなふうに、少しずつ“未来の暮らし”を話せるのは、元気な今しかありません。
あなたの心と体も、ちゃんと大事にしてほしい
介護は、ほんとうに愛情がなければできないことだと思います。
ただ、それが長くなればなるほど、介護する側の生活や健康が削られていくのも現実です。
「介護疲れ」や「介護うつ」といった言葉があるように、体も心もボロボロになる前に、頼れる選択肢を持っておくことは、決して“逃げ”ではありません。
それは、**ご家族の幸せを守るための「準備」**です。
今、できることから始めてみませんか?
もし今すぐ施設を決めるのが難しくても、「こんな施設があるんだな」「このぐらいの費用が必要なんだ」と知るだけでも、心の負担は変わります。
焦らなくていいんです。
でも、“備える”ことだけは、どうか今から始めてほしい。
それが、将来のあなたと親御さん、どちらにとっても大きな安心につながります。
まとめ
- 介護の限界は突然やってくる。備えは早い方がいい
- 元気なうちに考えることで、選べる施設も増える
- あなた自身の体と心を守るためにも、情報収集は必要
- 少しずつでもいいから、施設について知っておくことが、後悔しない選択につながる
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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