ホーム探しをしていると時々悩むことがあります。


施設の立地と人の手厚さ
選ぶならどちらが大事でしょうか?

「立地」というのは基本的には家族から見た場合の
メリットとデメリットを指していることが多いです。

もちろん本人の自宅に近いことはもちろん、
生まれ故郷や育ったところ、勤務先や思い出の場所、
休暇によく行った場所に近いことなどは、
本人にとって安心感があり、大きなメリットです。

ですが、本人が通勤するわけでもなく、施設の外に出る頻度も少なく、
見慣れた風景に頻度多く立ち寄るわけでもないので、
やはり立地を気にするのは面会に行きたい家族のほうになります。

ところで、施設側から見ても、
よく家族が来てくれる入居者には、
とても気をかけることになります。
それは、施設の勤務者と家族の関係が面会により深くなるのはもちろんですが、
施設側もよく管理しないと家族に報告ができないことから、
自動的に目をかけることになるそうです。

人の手厚さですが、これこそやはり
家族も本人も施設について最も気になる点です。

建物が古かろうが、
ちょっと立地が不便であろうが、
暖かさのある人の手が深く関わっていれば
それだけで安心というものです。

面会に行く家族よりも介護に従事する方々が
接する時間が長いわけであり、
家族はそれを求めて施設を選ぶわけです。

多少立地が不便であってもホーム選びにおいては
人の手厚さに勝ることはないと思います。

見学時には、建物の新しさや豪華さ、
きらびやかなエントランスなどに気を取られず、
人の手厚さの度合いをよく感じながらチェックいただきたいと思います。

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