とあるご夫婦に関するケアマネジャーさんからの相談です。

ご主人が90歳、奥様が88歳で、二人とも認知症になっていて、
娘さんが二人の面倒をつきっきりで看ているそうです。

見かねたケアマネジャーさんが、できるだけ娘さんのケアを楽にしてあげるべく
訪問介護や訪問看護の手配をしたのですが、それも本人たちが嫌がって
「娘がやるからいい」と突き放したそうです。

娘さんと言っても60代後半で自分のことだけでも大変なのに
両親の面倒まで見て本当に大変な状態です。

ケアマネジャーさんが施設へのお引越しを促したそうなのですが、
ちょうど当てはまりそうだった特別養護老人ホームは要介護度が3以上でなければ入れません。
お二人は要介護度が1と2なんだそうでして、入る資格がないのですね。

ということで当社に相談がやってきました。

二人いっぺんに、となるとそれなりに一時金も必要になるため、
当社のように、住んでいる自宅の査定も一緒にできると資金的な裏付けもわかるので
とても助かりますと言われています。

意外にお金を持っていそうでも、手元にない場合は
迅速に不動産を使って現金に換えることも考えていく必要がありますね。