最近時々お問い合わせをいただくのが
ご夫婦で利用できる老人ホームです。
お二人で住めますか？という質問がよくあります。
夫婦で入れるホームってどんな感じでしょうか？
何か特別な作りがしてあるのでしょうか。
夫婦でホームに入るといっても、
あまり利用方法に特別なことはなく、
主に次の2パターンのどちらかになります。
①同じ部屋を二人で利用する契約をして四六時中顔を合わせながら過ごす。
②同じ建物の中のホームにいるが、別々に1部屋ずつ個室を契約してそれぞれで過ごす。
とても仲のよいご夫婦でも、長年連れ添ってきたご夫婦でも、
①を選ぶ方はあまりなく、また2人部屋も1人部屋に比べると多くはありません。
その理由としては、サービス付き高齢者向け住宅といった、
かなり自立した生活ができるご夫婦であれば広い部屋もあるのですが、
介護付きのホームでは、あまり広いスペースは必要がないとされており、
二人部屋でもかなり狭い印象があるからです。
また、介護がついていますので、それぞれが助け合うというより、
旦那様、奥様それぞれに介護が必要となり、プロのヘルパーさんが対応しますので、
それぞれ個室の方が対応しやすいのです。
「別々の部屋で生活したい」というのは意外にも奥様からの声が多いです。
男性のほうが寂しがりなのかもしれませんね。
気になるお値段ですが、
①は月額利用料のうち家賃や管理費の部分については二人分といえども
かなり安くなっているのですが、
介護そのものの費用や食費は二人利用の場合は当然ながら二倍必要になりますので、
あまり割安にはなっていないです。
どうしても経済的に安く抑えたい場合には、
夫婦二人部屋ではなく、男性・女性それぞれの複数人部屋（多床室といいます）を
選ぶケースもあります。
さて、ご夫婦で同じホームを利用されるパターンとしては、
「顔を突き合わせるほど仲がいいわけではないけれどもお互いに思い遣っている場合」とか、
「ご家族が面会するにあたり別々の場所に行かなくて一度で済む」という場合のメリットが大きいようです。
入居条件ですが、お二人の身体の状況に大きく差があると、
同じホームに入れない場合がたまにあります。
たとえば、要介護度が1より重いかただったり、そもそも自立のかたは
（配偶者の要介護度の如何に関わらず）入居できない、などの場合もあります。
要介護でなければ介護保険を使うことにならず、
点数や報酬が事業主側に入らないのがその主な理由です。
また、どちらか片方で必要な医療行為が特殊であり、それに合わせようとすると、
軽いほうが入居条件にそぐわないという理由で、二人の条件が揃わないケースも時々あります。
当社では、できるだけ幅の広い受け入れ体制のホームを探すことで
一つ屋根の下で暮らせるように努めています。
ご夫婦でのホーム探しもお気軽にどうぞ。
📞03-6452-5521 または
✉t-kobayashi@creative-a-c.com までお気軽にどうぞ。
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