介護老人保健施設(老健)は病院から退院をする間の経過期間を過ごす施設です。

一定期間滞在して、リハビリを行うことにより身体の機能維持や改善を行う施設になります。

改善後は自宅に戻るかホームに入所する流れが一般的で、長期的に住む続ける場所ではない点が特徴的です。3か月というのが1つの目安になります。

老健からの御紹介で、退所するかたの新しい「住み家」を探す相談を受けました。

転倒して入院された男性が老健に移り、さらに自宅に戻るというのが本来ある流れでした。

ですが、実はその奥様もそこそこに高齢のため、自宅で面倒を看ることが難しく、お子様もいないので老人ホームに転居することを選択されました。

そこで当社の出番です。

3箇所ぐらい老人ホームを紹介して、3つ目の介護付き有料老人ホームにたどり着きました。

最初の2つはどうもサービスのイメージがしっくりこず、3か所目の施設こそこのかたにとってはピッタリというものでした。

資金にも多少ながら余裕があり、往年は一生懸命勤務されてきたという方だっただけに1:1.5という手厚いケアがとてもお似合いでした。

施設長さんも暖かい男性のかたで、不安の要素が全くありませんでした。

老健の最終日(お引越し日)はあいにくの雨でしたが、ご本人、奥様、老健のかた、新ホームのケアマネさんと私、みんなで手取り足取りで安全な移動を行いました。

ご本人の体調もすこぶるよくて、今後の症状の改善が期待できそうです。