とあるケアマネジャーさんからお問い合わせです。

自宅で介護をしているご家族から、
「普段は私が母の面倒を見ているけど、
今度家族で数日間だけ旅行がしたいので、
その間だけどこかで面倒を見てもらうことができないでしょうか」

と言われたそうです。

さて、どのような解決法があるのでしょうか。

ケアマネジャーさんは
とにかくいろんなかたからいろんな相談を受けられますが

なかなか知られていない介護サービスをお知らせしてアレンジするのも
ケアマネジャーさんの大切な仕事の1つになっています。

また、当社のような老人ホーム紹介を行う会社にもアレンジの相談がやってきます。

具体的には、いわゆる特別養護老人ホームか
介護サービスが充実している介護付き有料老人ホームにて、
「ショートステイ」(短期入所介護)という形で受け入れが行われています。

(ショートステイ専門の施設もあります)


ショートを必要とする際、介護する側とされる側にそれぞれ理由があります。

◇介護者側(介護をする人)の事情としては
・在宅介護に疲れたり休みたいとき(レスパイト)
・冠婚葬祭や交友などのため

◇介護をされる側の事情としては
・正式に入るつもりの施設がなかなか決まらない
・特別養護老人ホームの入居待ちをしているケース
・病院から退院した直後のケアやリハビリを目的とする場合

などがあります。

介護サービスは、このように、
在宅介護による家族の疲れや家族の交友などの都合を解決するための、
短期的なサービスもちゃんと含んでいます。

有料老人ホームの場合には
介護サービスにつき全額自己負担であるところも含め一泊5000~2万円と幅があります。
また、それ以外に送迎費用なども必要な場合がありますので
よく確認いただく必要があります。

ぜひ家族自身の都合が発生する場合には、
「ショートステイ」を思い出すようにしましょう。